熟成焼酎を贅沢に使ったハイボール「ニッポンのハイボール ハイ坊」を飲んでみた

ウイスキーのような深い味わいを目指した本格焼酎のハイボール缶「ニッポンのハイボール ハイ坊」の味わいとは?

ライター:青田俊一青田俊一
メインビジュアル:熟成焼酎を贅沢に使ったハイボール「ニッポンのハイボール ハイ坊」を飲んでみた
名古屋の酒類卸イズミックの青田が、いま注目のお酒の情報をバイヤー目線でお届けします! 今回は新商品「ニッポンのハイボール ハイ坊」をご紹介します。

本格焼酎のハイボール缶「ニッポンのハイボール ハイ坊」

このところのニュースでもご存じのように、値上げの波が押し寄せる食品業界ですが、その影響から通年品の新商品のリリースが激減しています。

そんな中、以前こちらでご紹介した本格焼酎のハイボール缶「鹿児島ハイボール」を販売する味香り戦略研究所から、新しくハイボール缶を発売するとの嬉しいお知らせをいただきまして、今回はその新商品「ニッポンのハイボール ハイ坊」をご紹介したいと思います。
ニッポンのハイボール ハイ坊
「ニッポンのハイボール ハイ坊」は、まさに本日2022年6月20日に発売となる出来立てほやほやの新商品。

コンセプトはウイスキーのような深い味わいの本格焼酎のハイボール。そこでモルト原酒とグレーン原酒をブレンドするブレンデッドウイスキーから着想し、宝山で知られる西酒造の芋焼酎と麦焼酎をブレンドするというまったく新しいタイプのハイボールに仕上げたそうです。

芋焼酎には8年以上シェリー樽で秘蔵熟成させ、ブランデーのような魅惑的な香りに穀物を思わせるコクと甘みが特徴の「天使の誘惑」を。対して麦焼酎には骨太な旨みが特徴の「一粒の麦」を使い、さらに香り付けに3年熟成の梅酒を少しだけブレンドするという贅沢な仕様となっています。これは試飲が楽しみです。

というわけで、早速試飲のお時間です。

「ニッポンのハイボール ハイ坊」を飲んでみた

ちなみに写真では少し分かりにくいのですが、缶の″ハイ坊”の文字の横にはハイ坊なるキャラクターが描かれています。ちょっと斬新です。
ニッポンのハイボール ハイ坊
さて、注目の味わいです。勝手なイメージでほんのり色付きがあるかと思いましたが、無色透明です。ベースが焼酎なので、考えてみれば当然ですよね。

グラスに注ぐと香ばしい芋の香りが立ち上がります。そこにほんのり梅の香りと樽の香りが混ざり、華やかな印象になっています。

こちらはいい意味で焼酎っぽくなく、樽のスモーキーなフレーバーに、すっきりとした甘み、最後にほんのりと抜けていく梅の余韻で奥行きのある味わいになっています。

個性もしっかりありながらそれでいて上品、今までに味わったことのないバランスの良い焼酎ハイボールに仕上がっています。スタンダードな和食からこってりとした味わいの料理まで、幅広い料理と合わせやすいので家飲みで大活躍しそうです。

世界に誇れるニッポンのハイボール、ぜひお試しください。

 

ニッポンのハイボール ハイ坊【商品概要】

  • 原材料:芋焼酎(鹿児島県)、麦焼酎(鹿児島県)、梅酒、食物繊維/炭酸、酸味料、スモークフレーバー、香料
  • アルコール度数:7度
  • 容量 / 容器:350ml / 缶
  • 参考小売価格:228円(税抜)
  • 販売元:味香り戦略研究所
※記事の情報は2022年6月20日時点のものです。
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