「按田餃子」の自家製調味料3点セットでおつまみアレンジ

お酒好きのフードライター白央篤司さんが今、ドハマりしているという「按田餃子」の自家製調味料セット。白央さん曰く「ちょいと付けるだけで、お店の小粋なつまみ風の味わいになってお酒が進むんですよ!」とのこと。熱量たっぷりに、白央さん流の楽しみ方を紹介してくれました。

ライター:白央篤司白央篤司
メインビジュアル:「按田餃子」の自家製調味料3点セットでおつまみアレンジ
今回はですね、私のつまみライフに欠かせない強力アイテムを紹介させてください。『按田餃子』さんの自家製調味料が素晴らしいんだな、これが。風味づけに秀逸で、何気ないものを強力に「アテ化」してくれるんです!

「按田餃子のタレ」でおつまみアレンジ

按田餃子のタレ
まずは「按田餃子のタレ」(500円 税抜)。ひとなめしてみると確かなうま味と共に、生姜、花椒、シナモンがふわっと香ります。辛さはおだやか、なんともオリエンタルな味わい。
 
蒸しなす
餃子や焼売にいいのはもちろんですが、温野菜もいいんだ。特に蒸しなす…いいですよう。本場っぽい味わいの、ちょっと手間ひまかけたような一品になる。

蒸しなすは、なすをタテに4等分したら耐熱容器にのせて、小さじ2ぐらいの水をかけ、ラップしてレンジ500Wで3~4分ぐらいで作れます。
 
ゆでコンニャク
あとね、ゆでコンニャクのタレにするのもおすすめ。ほんのりスパイシーな味噌田楽という感じで、実に気の利いたおつまみに。ぜひとも日本酒と合わせてみてください。

「味の要」でおつまみアレンジ

味の要
「味の要」(500円 税抜)はざっくり言うとカレーペースト的なもの。ごく少量でもパクチーやクミン、生姜の香りが鮮やかに広がります。
 
焼売
私はこれ、焼売にちょいのせして、お酢といただくのが好きなんだ…。ごくフツーのお手頃な焼売でもね、いきなり味わいグレードアップ。口の中、食欲をそそるハーブ香で満たされますよ。芋焼酎ロックとの相性、最高です。
 
ゆでた白菜と豚
ゆでた白菜と豚の上にちょいとのせて、そのままおつまみにしても。白菜と豚は下味など無しでOK! 「味の要」だけでばっちりアテになります。

そう、豚肉との相性がいいですね。『按田餃子』のホームページだと羊肉との組み合わせも推奨されてました。今度試してみよう。

「豆鼓ミックス」でおつまみアレンジ

豆鼓ミックス
最後は「豆鼓ミックス」(500円 税抜)。豆鼓(とうち)とは黒豆を発酵させて作る中国の調味料。ほどよいうま味と塩気、コクを併せ持っています。フェンネルやコリアンダーシードなどと一緒に、細かな粒状に挽かれてありますよ。
 
お刺身
私はこれ、お刺身と和えるの好きなんだ…。サラッとした米油と一緒に少々を和えてみてください。刺身はその日の安いもの、値引きになってるもの、なんでもいいですよ。写真はマグロとホタテ。ねぎ少々を刻んで一緒に和えて、塩ぱらり。

なんというのか、無国籍なおいしさ! 私はお燗と合わせるのが好きでねえ。懐の広さで受けとめてくれるのが面白い。
タコ
特におすすめなのがタコ。

「豆鼓ミックス」に米油、塩、少々のマスタードを加えて和えると素晴らしい酒のアテになります。くー、たまらんねこりゃ! 日本酒にもいいし、白ワインやロゼワインにも合いますよ。

一番簡単なそれぞれの活用としては、お鍋の薬味ですかね。いつもの寄せ鍋の豆腐やねぎ、きのこなんかが表情も豊かに味変されて、お酒が進みます。

気になった方は試してみてください!

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※記事の情報は2020年11月29日時点の情報です。
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