『のっけて食べる』発売記念特別企画! 今夜は“のっけて”つまみませんか?

新刊『のっけて食べる』を発売したばかりの白央篤司さんに、タイトルにちなみ、家飲み好きにぴったりな「のっけてつまむ」3品を教えていただきました。どれも驚くほど簡単なのに、組み合わせる食材の一工夫で新しいおいしさに出合えるのがうれしいレシピです。

ライター:白央篤司白央篤司
メインビジュアル:『のっけて食べる』発売記念特別企画! 今夜は“のっけて”つまみませんか?
今月11日、のっけて食べるというレシピ本を文藝春秋から出しました。名前のとおりごはんやパン、麺などにのっけておいしいあれこれを料理研究家のしらいのりこさんと考えている本なのですが、今回は発売記念として、「のっけてつまむ!」なんて企画をお届けいたします。

のっけてつまむ①│さばとセロリのカナッペ

さばとセロリのカナッペ
材料:さば水煮缶、セロリ、マヨネーズ、クラッカー

これね、私の大好物なんですよ。手間はセロリを刻むぐらいで、すぐ出来るのもいいところ。

さばの水煮とみじん切りのセロリを同量ぐらい、容器に入れてフォークなどでさばをつぶし、なめらかにまとまる程度のマヨネーズを入れて和えればもう完成です。クラッカーにのせてカナッぺにしてどうぞ。

さばとセロリ、魚と野菜の香りの強いもの同士がマヨでまろやかにまとまってクセになるおいしさ。ビールにも日本酒にも白ワインにもいいですよ。

刻みねぎや黒こしょうをのせるとさらにいいアテになります。

のっけてつまむ②│刻みきゅうりとツナのちくわのっけ、粒マスタード添え

刻みきゅうりとツナのちくわのっけ、粒マスタード添え
材料:きゅうり、ツナ缶(オイル)、ちくわ、粒マスタード

きゅうりは細かく刻んで、軽くオイルを切ったツナと1:1で和えて、タテ半分に切ったちくわにのっければもう完成。粒マスタードをちょっとつけて召し上がれ。意外なぐらい洒落た味になりますよ。コクのあるビールと妙に相性がいいなと思います。

のっけてつまむ③│クリームチーズのじゃこラー油のっけ

クリームチーズのじゃこラー油のっけ
材料:クリームチーズ(ブロックタイプ)、ちりめんじゃこ、ラー油

どんどん簡単になっていきますが、これまたいい酒の肴になるんです。クリームチーズ1ピースにちりめんじゃこを適量のっけてラー油をちょい。もう完成! 辛いのが苦手な方はオリーブ油と黒こしょうでどうぞ。少し置いて、クリームチーズが柔らかくなってから召し上がれ。これで日本酒や紹興酒をちびちびやるのが妙に好きなんだ…。
 

〈おまけ〉

おまけ
今回使ったちりめじゃこ、余ったら目玉焼きにただのっけてつまみにするの、おすすめ。まずはちりめんじゃこの塩気だけでつまみにしてみてください。なかなかいけますよ?

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「のっけてつまむ」と『のっけて食べる』
※今回紹介したレシピは本に収録されていません
のっけてつまむ、簡単でおいしいものが多いのでまたご紹介させてください。

『のっけて食べる』は電子書籍でもお求めいただけます。98レシピ所蔵、のっけておいしい取り寄せ情報もいっぱい。気になった方、ぜひチェックよろしくおねがいします。

※記事の情報は2024年9月24日時点のものです。
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