食で感じる春の訪れ。新玉ねぎのおつまみアイデア
みずみずしくて甘い新玉ねぎを、お酒と一緒に味わいませんか? 肩肘張らずに楽しめる家飲みならではの食べ方や、旬の食材と組み合わせたレシピなど。新玉ねぎのおいしさを堪能するおつまみアイデアを、フードライターの白央篤司さんが教えてくれました。

新玉ねぎ、どう食べる?


辛みが苦手な人は、スライスしたのをざるなどに広げて30分ぐらい置いてください。辛みがほどよく抜けていきます。あまった卵白どうしよう、という人は一緒に混ぜても構いませんよ。味噌汁などの汁ものに入れるのもいいし。
「新玉ねぎスライス+卵黄+醤油」ですが、ここにごま油、あるいはオリーブ油をひとふりしてもね、うまいんですな。油でなくマヨネーズでもいいし、さらに七味なんて加えたら、どんどんアテ感が増していきます。
「いや、醤油じゃなくてぽん酢がいい!」派もわりにいる印象。「おかかは食感が苦手だ」と、出汁醤油でやる人もいますね。以前に「ウスターソースをかける」という人もいたなあ。みなさんは、どうでしょう。
いちばん好きな新玉ねぎの食べ方


春らしい食材を使った大人なつまみ

さすがに1品ぐらいちゃんとレシピ出さないと、担当さんに怒られそうだ(笑)。こちらです。ちょいとしたコツも書き添えておきますね。
新玉ねぎと菜の花のナムル
材料
- ※1~2人前
- 新玉ねぎ 100g
- 菜の花 60g
- ▼(A)
- ・薄口醤油 小さじ1
- ・みりん 小さじ1
- ・ごま油 小さじ1/2
- ・塩 ひとつまみ
- ・いりごま 小さじ1
作り方
- 新玉ねぎは皮をむいてスライスする。菜の花は熱湯で20秒ゆがき、ざるにあげて熱が取れるまでおく。しっかりしぼり、3~4㎝幅に切る。
- ボウルに①とAを入れて、よく和える。
おまけ

新玉ねぎ、おろしてみて辛みが強いようなら常温で1時間ぐらいおいてください。
おろした新玉ねぎ、お手持ちのドレッシングに加えるのもおすすめ。いつものサラダがちょっと目新しく、違ったおいしさに。
私は長々と晩酌するほうなんですが、40歳を超してから野菜をつまみにすることが多くなりました。胃が重くならず、翌日もすっきり。さて、私もそろそろ飲み始めるとするかな。
また来月、お目にかかります。
※記事の情報は2025年2月25日時点のものです。
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